C言語案件について
C言語案件のフェーズ

主に組み込み/制御開発について、設計・開発から結合テストのフェーズまでの案件が多いです。

C言語案件の仕事内容

・組み込み/制御開発
・通信システム制御開発
・業務アプリケーション開発
この他にも、デスクトップアプリやスマホ用アプリ、ゲームソフトなど、C言語が求められ場面があります。

C言語の特徴

・OS開発用として登場し、50年近くの歴史がある言語である
・高級言語に分類されるが、他の言語と比較すると抽象度は低い
・ハードウェアに密着した処理を行うことができる
・コンパイラ型言語であり、コンパクトな機械語にコンパイルされる
・処理速度が速く、パフォーマンスが高い
・汎用性が高く、動作できるハードウェアも多い
・手続き型言語であり、構造化プログラミングに適している
・メモリ管理などが必要となる

C言語案件の相場

C言語案件の相場は50万から70万程度です。しかしその幅は広く、25万から90万以上までの案件があり、C言語の開発経験はもちろん、上流工程やその他のスキルの経験によって高額となります。

C言語が採用される理由

C言語が採用される理由の1つが、コンパイルによって生成されるコードがコンパクトで、処理速度が速いという点です。そのため、ハードウェアを操作するファームウェアや、リアルタイム処理、限られた資源にプログラムサイズを抑える場合などに活躍します。
また、C言語は互換性が高く、歴史が長い言語であるため、ソフトウェアや家電製品といった、身の回りの多くのものが既にC言語で開発されていることも理由として挙げられます。

C言語案件の今後

以下の理由から、C言語の案件は今後も安定していることが予想されます。
・IoT市場が成長しており、処理が簡易なIoTシステムの構築にはC言語が向いている
・ソフトウェアなどのメンテナンスや機能拡張案件が当分続く
・汎用性が高く、リアルタイム性が求められるゲームなど、幅広い分野で求められる

  • TOP
  • > C言語 の案件

検索キーワード:C言語

検索結果:6件
業務系C言語
■業務内容・生保向けシステムのサーバー移行業務現行のシステムからAWS環境への移行(現行はサーバーサイドC言語、クライアントサイドVB.netになります。)■求められるスキル【必須】・C言語での業務系開発のご経験者さま【尚可】・VB.netでの開発ご経験者さま・Oracleのご使用経験者さま・DBについての知識のある方



建設機器メーカーに関わるソース解析業務
■業務内容・ソース解析と、それに付随する業務■言語・C言語
金額:460,000円/月



Android/iOSアプリの機能追加
■業務内容・Android/iOSアプリの開発の業務経験のある方■言語・C++・Java・C言語・Objective-C■求められるスキル・Android/C++orJavaorC言語・iOS/Objective-CorC++orC言語
金額:460,000円/月



デジタル時計ファームウェア
■業務内容・要件定義~製造・テスト■言語・C言語■求められるスキル・C言語開発経験・Non-OS・ドライバ開発経験・オシロスコープ使用経験<PG>・C言語・組み込み機器開発経験■年齢・年齢50歳代前半まで(PGは30代まで)■備考・外国籍不可
金額:600,000円/月



スマホアプリ開発
■業務内容・技術要素の調査及び評価■言語・java■求められるスキル・資料ドキュメンテーション(Word、Excel、PowerPoint)・フレームワークやツールの評価経験Android開発(※Windowにて開発)・Javaの経験があるOS開発(※Macにて開発)・Objective-C・オブジェクト指向系のC言語の経験がある
金額:650,000円/月



JavaLinux-C/詳細設計以降の経験/コアNW開発支援業務案件
■業務内容・基本設計~テスト■言語・Java■求められるスキル<必須>・コミュニケーション力・Linux環境での開発に強い方・Java開発経験(spring系FW利用)もしくはLinux-C言語の開発経験・Linux環境での開発が問題ないこと・詳細設計以降の経験・コミュニケーション力<尚可>・通信制御系の開発経験・通信制御系開発の業務知識(TCP/IP、ソケット通信など)・マルチスレッド開発・PL,SL経験など■年齢・20代後半~50代前半■備考・外国籍不可・ビジネスカジュアル
金額:530,000円/月



  • 1



C言語とは
C言語の概要

C言語は、1972年にAT&T社ベル研究所で開発されたプログラミング言語です。特徴としては、コンパイラ型言語であり、コンパクトな機械語にコンパイルされるため、処理速度が速くパフォーマンスが高いことが挙げられます。また、手続き型言語であり、構造化プログラムに適しています。
C言語は汎用性が高いため、フリーソフトウェアや業務用ソフトウェア、OS周辺のシステム、組み込み・ハードウェア領域、IoT分野など、幅広く採用されています。C言語が採用されている身近な例としては、Mac OS XやLinuxカーネルなどがあります。

C言語の歴史

C言語は、B言語を元に開発されたプログラミング言語です。B言語は、1970年にUNIXシステム用にアメリカのAT&T社ベル研究所でケン・トンプソン氏が開発したプログラミング言語です。しかし、インタプリタ言語であったB言語は、コンパイル言語と比較して動作が遅いなどの欠点がありました。これを解決する目的で、1972年に同所のデニス・リッチー氏が中心となってC言語が開発されました。
・1978年、「K&R」と略される「プログラミング言語C」という書籍が出版され、明確な言語仕様がなかった当時、この書籍を基にして多くの処理系の実装が行われていました。
・1989年、ANSIやISOによってまとめられた「C89」というC言語の標準規格が策定されました。この規格は、C言語の普及に伴い増加していた、互換性がない処理系が存在するなどの問題を解決するために策定されたものです。
・1999年、「C99」という規格が発表され、「//」による1行コメントなどが正式に追加されました。
・2011年、現在のC言語の最新規格である「C11」が発表されました。主な特徴として、脆弱性への対応やUnicodeのサポートの改善などが行われています。